最近、新しい睡眠デバイスがよく出てくるようになりましたよね。
なんと、睡眠時の呼吸の状態をモニターしてくれるデバイスが誕生しました。
それがSLEEPON【GO2SLEEP】。
なんと、はめるだけのリング型!
しかも、6グラムと超軽量。
なにその近未来なデバイス?
そう思ってゲットして使ってみたところ…、
驚きの結果が待っていましたよ!
目次
いままでのウェアラブル睡眠測定デバイス(リストバンド・腕時計・スマートウォッチ・活動量計)との違い
睡眠測定のデバイスやアプリはいろいろありますよね?
枕元に置いて測定するタイプのものは精度が悪かったんですが…
ウェアラブルで身に付けられるデバイスはかなり精度が上がっています。
主流なのは
・リストバンド型
・スマートウォッチ、腕時計型
です。
たしかにこういう主流のタイプもいいんですが…
今回試してみたSLEEPON【GO2SLEEP】はもっとすごいです。
指にはめるだけ!
小型で、6グラムと超軽量。
モニターできる睡眠データもちがう!睡眠時の呼吸の状態をモニター
日本では睡眠時無呼吸症候群が20人に1人と言われています。
ただし、軽いレベルのものも合わしたら、もっとはるかに多いっていうこと。
まだ軽いレベルだけどこれから症状が出る可能性があるひとは…、
なんと4人に1人とも言われています!
でもなかなか睡眠時の呼吸の状態をモニターしてくれるデバイスってなかったんですよ。
それを実現したのが、SLEEPON【GO2SLEEP】というわけです。
SLEEPON【GO2SLEEP】を使ってみての評価
箱はこんな感じです。
中身はとってもシンプル。これだけです↓(マニュアルもあります)
リングは大中小の大きさが3つあります。
充電器も付いています。
充電器はUSBタイプです。なので、ノートパソコンでも充電できますよ。
コンセントで充電したい人は、USBをコンセントに変換するアダプターを入手しましょう。
こういうやつです↓
400円くらいでゲットできます。
私はiPhoneを使っているので、iPhoneの充電器のアダプターを使ってます。
(5ボルト1アンペアの規格です。)
こうやってスポッとハメることができます。
充電器にさすピン側と指に接触するセンサーの方向をまちがえないようにしてくださいね。
ではさっそく指に装着してみましょう。
装着しようとすると早速センサーが反応しました!
赤や緑の光が出ていますし、ブルブルと振動しました。
なんだか近未来的です!
センサーは血管の状態をモニターしているようです。
感度がすごくて肌が近づいたらすぐ反応します。
これはすごいデータが出そう…
はめるのにおすすめの指は薬指だそうです。次にオススメは中指。
軽くてぜんぜん違和感なし!
これから使った感想を述べて行きます。
使い方&スマホで睡眠をモニターする準備
まずは使う前に充電器でアクティベートする必要があるようです。
こんな感じで充電器に計測器を載せます。
前後の向きがありますが磁石式になってて向きが違うと勝手に跳ね返されます。
向きが合ってるとすんなりとはまってくれますので間違えようがありません。
この辺の設計も近未来的です。
充電が満タンじゃない時は赤いランプが点滅します。
100%になると緑になります。
アプリで測定データのチェックや操作ができます
実際に使用するときはスマホにアプリを入れて計測器と同期させます。
iPhoneでもアンドロイドでも対応しています。
「sleepon」と検索すると出てきます。
箱にQRコードが付いてましたので、スマホのカメラでそれを認識させてダウンロードしてもオッケーです。
(開発当初はアプリの更新時にアプリが強制してしまう不具合が出ていたそうですが、今は改善されています。
この辺のサポート体制も迅速なようですよ。)
ペアリングする
アプリをダウンロードすると計測器とのペアリングをします。
やり方はこんなふうにアプリが案内してくれますので簡単です。
マイページというところに、「新しいデバイスを追加します」というのがありますのでそこをタップ。
そして、GO2SLEEPを選択します。
これで使う準備は整いました!
測定開始!
説明書では指にはめて、「こぶしを握ると測定開始になる」って書いてあります。
でも、センサーが優秀ですので、こぶしを握らなくても、センサーが指に触れていれば測定は開始されます。
ブルブルっと動いたら測定開始の合図です。
こんなふうにリアルタイムで心拍数と呼吸効率指数をモニターしてくれます。
この「呼吸効率指数」はいわゆるSpO2(酸素飽和度)に対応しているものと思ってよいです。
「精度が高いし、これはスゴイ…」という評判が圧倒的多数!
ポイント
おすすめの使い方としてはまず寝る前にゆっくり深呼吸して、リアルタイムでどんなデータが出るかを5分ぐらい自分で確かめてみましょう。
それと睡眠時のデータとを比べれば、自分がどれくらいの状態にあるか相対的に判断できますよね。
それでは入眠!
とれた睡眠データがすごかった!睡眠時無呼吸症候群やSpO2が気になる方必見!
初日はリングをつけたことも忘れたくらい全然違和感がなかったです。
ちなみにデータは1週間分は計測器自体に残るようです。
なので寝ているときにスマホとペアリングしてなくても大丈夫です。
まずこんなふうに睡眠の点数をつけてくれます。
この日は63点…
睡眠の深さや効率が分かる
睡眠時間も出してくれますが、もっとすごいのが、睡眠段階のデータ。
睡眠の深さを解析してくれます。
こういう感じで睡眠段階として表示されます。
オレンジのグラフが、覚醒をあらわしています。
なので、寝入りに時間がかかっていることがわかりますね。
濃ゆい藍色のバーが深い睡眠です。
標準データとの比較ができますので、自分が効率よく眠れているほうなのかどうかが分かります。
睡眠時に呼吸が少なくなった回数が分かる
BSグラフっていうデータが見れます。
これは睡眠中に呼吸が少なくなった回数です。
1時間毎のデータになります。
ABCの3段階レベルで評価していますね。
私の場合、レベルCのよくない状態が3回来てました(^◇^;)
BDI指数というのもあります。
これは呼吸の乱れ具合を表しているそうです。
抽象的でちょっとわかりにくいデータですが、標準の値と比べてみるとよいです。
睡眠中の呼吸の効率が分かる
呼吸の効率を表すBEI指数というデータがあります。
リアルタイムでも見れた呼吸効率が睡眠時にどうなっているかが分かります。
これがGO2SLEEPの醍醐味。
最低と最大の値も出してくれます。
94から99が標準値らしいんですが…
この日はあまり呼吸ができてなかったですね。
呼吸がうまくできていないと、値が90を下回ったりして睡眠も浅くなってることが分かりました。
分布グラフや指数(たぶん平均値)にして表示してくれます。
なので他の日の状態とも比較しやすいと思います。
注意
無呼吸で酸素が足りなくなると、高血圧の原因にもなります。
そればかりか、動脈硬化がすすみやすくなります。
そうなると、心筋梗塞や脳梗塞などの発症リスクが高まります。
そのまま無呼吸症候群を放置していると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクは健常者の3~4倍にもなると言われています。
睡眠時無呼吸症候群の患者さんの15年後の生存率は6割を切るそうです。
私はまだ軽いほうではありますが、やっぱり寝ても疲れがとれず悩んでいました。
睡眠中の心拍数が分かる
こちらが睡眠中の心拍数のデータです。
このデータだけを見るとよくわからないかもしれませんね。
ですが、睡眠の深さのデータや呼吸の効率のデータと照らし合わせると、ものすごく参考になります。
呼吸が止まりがちになっていると、心拍数が上がる傾向が見られました。
酸素を体が欲していると、やっぱり心拍数が上がります。
それだけ体に負担がかかってるってことですね。
寝返りの回数や頻度が分かる
寝返りの回数も表示してくれます。
回数のグラフと回数の幅のグラフになっています。
深い睡眠のときは寝返り回数も少ないですね。
回数の幅の緑の点々も少なかったり、小さい値だったりします。
いっぺんに表示ができる
・呼吸効率、
・心拍数、
・寝返りの強さ、
・睡眠の深さ
以上の4つのデータをいっぺんに表示してくれます。
あらためてみると、すごいデータですよね。
こうやって見てわかったのは、
・睡眠が深くなり始めた時に呼吸が止まり始めている
・呼吸が止まると心拍数が上がって、体に負担がかかっている
ということが発見できました。
かなり参考になるデータですよね。
睡眠負債チェックにおすすめ
ちなみに、目標とする睡眠時間に対してどれくらい睡眠が足りてないかという「睡眠負債」も出してくれます。
正直なところ、測定データがすご過ぎるので、この睡眠負債の機能はいらないんじゃないかな~って思ってました。
でも、何週間かGO2SLEEPを使っていると、意外と自分の睡眠が取れてないことに気づかされました。
寝入りに時間がかかったりして覚醒時間が多いと、想像以上に睡眠負債は大きくなります。
「こんなに自分って睡眠時間とってなかったんだ!」
っていう気づきがありましたよ。この機能も活用してみてくださいね。
睡眠不足の原因を探ろう
測定したデータは1週間単位や月単位で表示させることもできますよ。
たとえば1週間だと、
こんなふうに曜日ごとに睡眠がどう変化したかが分かります。
じぶんの睡眠をふりかえることができて、おすすめです。
あとは、就寝前の行動を記録して睡眠にどう影響があったかを分析することもできます。
「報告ページ」の就寝前の行動記録を追加します。
そしてマイページの睡眠日記というのがありますのでそこをタップ。
そうすると就寝前の行動の影響について比較ができます。
私の場合、就寝前にネットサーフィンをするよりも仕事をする方が睡眠に悪影響だということがわかりました。
就寝前に仕事をすると、睡眠の時間も減っていますし深い睡眠が取れていませんでした。
しかも呼吸が止まる頻度も悪くなっていましたね。
ほかにも便利な機能!
あとは他にもこんな機能も付いています。
おすすめ機能
・レム睡眠時に振動で起こしてくれる機能。
・呼吸のレベルが低下したときに起こしてくれる機能。
振動を使って、こんなふうにいろんな機能をつけてくれています。
睡眠データのおかげで、ぐっすり睡眠がとれるようになりました
大事な事はこのデータを使って何をするかですよね。
私の場合は枕を変えました。
呼吸が仰向けに寝ていると呼吸が止まりやすいそう。
なので、横向きに寝るのが呼吸には良いようです。
でも、横の向きで快適に眠れる枕っていうのは少ないです。
そこで、思い切って枕を横向き専用のものにしました。
その名も、【YOKONE3】(ヨコネ3)!
エイみたいな形ですが、これがものすごく気持ちいいんです!
これで寝てみることにしました。
すると、驚きのデータが出ましたΣ(・□・;)
なんと、BSグラフ(呼吸が少なくなった回数)が良くなりましたよー。
さきほど、お見せしたものとちがって、レベルCがなくなっています。
やっぱりデータどおり、すっきり眠れたーって日が多くなった感じがします!
枕の他にも、アロマオイルだったり就寝前の習慣を変えたり、いろいろできると思います。
客観的なデータをもとに、ぐっすり眠れる対策をとってみてくださいね。
もちろんひとによって、とるべき対策はちがいます。
GO2SLEEPはあくまでも医療機器ではありませんので、疾病や病的な場合は、診断を受けてくださいね。
コスパはいいの?価格は?販売元・購入先は?
この機器のコストパフォーマンスがかなり気になりますよね?
ようは、お値段がお安いのかどうか!
ただ、最近の睡眠状態を測れるスマートウォッチだと、3万円近くしたりしますよね。
単に呼吸の効率を測る医療機器のパルスオキシメーターは、それだけで1万円ちかくします。
でもそれも寝てる時に測れるわけではありませんし、データも解析してくれません。
だからこのリング、4万円くらいしててもおかしくないかなぁっていう感じですよね。
ですがこのリングなんと…、
19,200円です。
※本日の最新情報:
今ちょうど、セールで16,200円になっています!
なんでこんなに安いのかなあと思ったんですが、理由があるんです。
この機器は、クラウドファンディングで開発されたものなんです。
(プロジェクトの賛同者が資金面などで支援する仕組み)
(クラウドファンディングサイトMakuakeから引用)
こんなふうに睡眠デバイスのマニアたちが応援して実現したんです。
とってもありがたい〜(;_;)
コンセプトが超大人気ですぐ資金が集まったようです。
こんな感じで、コンセプトに対してものすごい高評価になってましたよ!
評価のポイント
・自分だけじゃなく家族で使っていきたい
・ちゃんと睡眠時の呼吸がわかるデバイスはいままでなかった
・いままでの手首につけるのは圧迫感があるが、これは小型軽量で助かる
・呼吸停止、心拍数、寝返りなど色々なデータが分かる
などなど、大好評ですね。
より多くの方にもっと酸素飽和度を知って頂くには、この製品はとても魅力的な製品だと思います。
指に貼る、ハメる発想からリングタイプにとの御社のコンセプトに感銘を受け、またアプリに連動し睡眠測定を可能にした。
先進的・画期的な製品であると思います。
こちらの商品は更に睡眠時の詳細なデータを計測できるとのことで、とても期待しております。
今回のこれは小さく軽い上に、血中酸素飽和度、呼吸休止、寝返り回数も計測できるらしいので、とても期待しています。
楽しみにしています。
スマホのアプリは音を感知して計測するものばかりなので物足りなさを感じていました。
商品に期待しています。
1あるいは2日しか計測しない現状の検査キットでは状態を把握できません。
自宅で簡単に継続的に睡眠状況を記録できる物が必要です。
心拍計による睡眠のリズムを記録するものは現在使用していますが、SpO2で見るとどのように睡眠が解析されるのか、大変興味があります。
これで無呼吸が病的かどうかを本人にもわかるようにして、病的なら受診を勧めようと思います。
勿論、自分の呼吸状態もキチンと確認したいです。
睡眠時の状況が自宅でいつでも確認できるのはありがたいですね。
(https://www.makuake.com/project/sleepon/より引用)
いびきをかかない人も、要注意!
じつは、私の父はいびきがひどく、今回は父のためにGO2SLEEPをゲットしたのですが…
計測してみると、じつは私自身のほうが呼吸の乱れがひどかったんです。
私はいびきをあまりかかないので、油断していました。
いびきだけなく、扁桃腺の大きさや、首のコリも無呼吸の要因になるそうです。
呼吸が止まらないまでも、浅くなって睡眠の質をおとしている可能性があります。
スマホを見たりパソコンをしたりすると首がこります。
そうすると寝ているときの肋骨の動きが悪くなり、うまく呼吸をできていないことがあるそうですよ。
首のコリと呼吸に関係があるなんて…。
あなたもよくスマホやパソコンをするのなら。
寝ているときにちゃんと酸素を取り込めずに、眠りが浅くなっているかもしれませんね。
まとめ
今回は、SLEEPON【GO2SLEEP】をレビューしてみました。
私はいびきもそんなにかかないですし、まさか呼吸が止まってるとは思いませんでした。
早く気がついてよかったです。
睡眠データを参考に枕を変えたら、ものすごく体が楽になりました。
仕事も効率が良くなりましたし、休日も好きなことをする時間が増えましたよ♪
SLEEPON【GO2SLEEP】は、今ちょうどセール中ですので、気になる人は急いだほうがいいですよ!